【アプリケーション】
今のメディカルシーンにおいて、検査の速さと信頼性は最も重要なファクターです。MT10は先進テクノロジーと優れたウェイトバランスのハンドピースデザインにより、滲出性中耳炎、鼓膜穿孔、耳管狭穿等々を迅速かつ容易に判定し、その測定データの信頼性は、クラスNO.1です。
【プリント/モニター】
テストの結果は、高速サーマルプリンターMTP10で直接プリントできます。またMT10をインターフェースRS232Cでパソコンと接続すれば、Windows対応ソフトの PrintViewによりモニターやプリントができます。このほか2種(IABase,IANoah)の患者管理ソフトを用意しております。
【データー保存20人分】
オンボードメモリーは20人分のテスト結果を保存でき、コンピューター、プリンターへの検査結果の転送はいつでも行えます。
【ティンパノメトリー】
・健常者の中耳はティンパノグラムのピークが正常域表示枠線内に入りますので、簡単に識別できます。
・一般にB型を示すことの多い滲出性中耳炎は、オトスコピーではしばしば目視できません。また鼓膜穿孔、チューピング時にもB型を示しますが、この場合V値が大きいので容易に判別ができます。
・耳管狭穿の場合に多いC型のピークは、正常域表示枠線の左側に表示されます。
【拡張ティンパノメトリー】
中耳圧が極端に低い場合、拡張ティンパノメトリー機能を使うことにより正確な診断が可能です。従来のティンパノメーターでは滲出液貯留として誤診されることがありました。
【リフレックステスト】
自動変化または固定音圧で一耳につき4回のリフレックステストが行えます。 正確な圧力コントロール下で行われるテストは、データの高い信頼性があります。 |